花づくりから学ぶ子育て

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日本の新生児学の生みの親、馬場一雄先生は、
著書『花を育てるように―小児科医の思い』の中で、
育児の基本的態度を「花づくり」になぞらえ、
「3つの教訓」として挙げておられますので、紹介したいと思います。

〈教訓1〉いくら園芸の達人でも、ばらの木にカトレアの花を咲かせたり、
カーネーションの茎に矢車草の花を開かせることはできない。

〈教訓2〉無理をしないで自然に育てる。しかし、どんな草花でも
氷雪や暴風雨からは守ってやらないと美しい花を咲かすことはできない。
子育ても、危険なこと、道徳的に許せないことを、
小さい時からはっきりと禁止するしつけが必要だが、
あとは自然に伸び伸びと育てること。

〈教訓3〉植物には十分な日光や水と、
豊かな栄養を肥料として与えることが大切である。
育児において最も必要なものは父親や母親の豊かな愛情である。

近年、日本では学校教育の崩壊、家庭教育の崩壊から、
教育の再生が叫ばれています。
そのような時代だからこそ「花づくり」のような子育てが
大切なのだと実感します。
(2008.夏)
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