「羊水の匂い」は癒しのみなもと

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「匂い」の分析技術が進歩し、赤ちゃんと匂いの関係について、
いろんなことがわかってきました。

赤ちゃんは、お母さんの胎内で絶えず羊水の匂いを嗅いで育ってきたので、
羊水の匂いを記憶して生まれてきます。

生後すぐからお母さんの身体をよじ登って乳首に吸い付こうとする
新生児の行動は、母乳と羊水の匂いに共通点があるからだと言われています。

羊水や母乳だけでなく、体の臭いと関係する汗や唾液、
皮脂腺からの分泌物には、癒しの効果があり、ストレスの軽減にも役立ちます。

また赤ちゃんは、アイスクリームに使われているバニラの香りの主成分、
バニリン (vanillin) に対しても、羊水と同じ反応を示します。
バニラアイスクリームが多くの人に好まれるのは、
母親を感じ、心が癒されるからでしょう。
「匂い」は人間関係を保つ上でも極めて大切なのです。

六甲の木々には新芽がつき、春のにおいが漂い始めると、
自然界には生気がみなぎってきます。

春の大気を胸いっぱいに吸い込み、
自然と人の芳しい匂いで、
心の豊かな子育てをしたいものですね。
(2008.4)
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