年長児が年少児を育てる

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お正月に、4歳になったばかりの双子の孫娘たちから、
我々老夫婦は「いろはかるた」の挑戦をうけました。

「片かな」を覚え始めたばかりの孫娘二人は、
次々とかるたをゲットし、得意満面の笑み。
4歳児に負けてなるものかとリベンジ、手加減なしでまたも惨敗。

そこに、小学6年になる別の孫娘が現れ、
輪に加わるや、4歳児はかなわず、全く手が出せません。
それまでの元気は吹っ飛び、青菜に塩。
手加減しない年長児のこの厳しい仕打ちこそが、
大人にはまねできないことです。

昔は、兄弟が多く、年の違う子ども同士がいつも一緒に遊んでいました。
年が違うと、知的、体力的に明らかな差があるために、
年少児は年長児に絶対服従です。

年少児は、年長児をモデル化し、憧れ、敬う。
一方、年長児はちょっと背伸びをし、いいところを見せようとしていました。

昨今では、幼稚園や小学校でも学年を越えて接する機会が
極めて限られているように思えます。

年の違う子ども同士のふれ合いこそが、
子どもたちの社会性を育む上で何よりも大切ではないでしょうか。
(2011.2)
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