子どもには、食の安全を念入りに

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平成23年、富山県等で発生した食中毒事件では、
腸管出血性大腸菌O111に汚染した食肉を生食した
小児ら4名が死亡し、多くの重症者が出ました。

小児や老人では、腸管出血性大腸菌によって
溶血性尿毒症による腎不全、けいれんや意識障害などの
脳障害を引き起こしやすいので、食には十分な注意が必要です。

ひと昔前には、幼児に生肉を食べさせるというのは論外で、
生野菜も一度熱湯に通してから食べていたように記憶します。
今では、お寿司屋さんで小さな子どもが
トロのにぎりを食べている光景を目にすることもあり、
大丈夫かなと不安に思いながら、注意もできずにいます。

腸管出血性大腸菌による食中毒を予防するには、
生肉を使った肉料理を避けること。焼肉はよく火を通して食べること。
ハンバーグは中心部まで十分に加熱することが重要です。
腸管出血性大腸菌は、75℃で一分間以上加熱すると死滅します。
レタス、貝割れ大根のような
生食用の発芽野菜が原因になる場合もあるので気をつけましょう。

夏場は食中毒の発生しやすい季節です。
とくに小さなお子さんのいるご家庭は、
生ものの調理には十分気をつけてください。
(2011.6)
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