食中毒から子どもを守るには?

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梅雨入りすると、じめじめした鬱陶しい日が続きます。
梅雨時期から夏にかけては、サルモネラ菌、腸炎ビブリオ菌、
カンピロバクターなどの細菌による食中毒が流行る季節です。
それは、動物の腸管内をはじめ、自然環境に広く分布している
これらの細菌が繁殖するのにほどよい温度、湿度環境となるからです。

この季節には、食物が微生物の働きで腐敗しやすくなります。
タンパク質、アミノ酸などが分解してできた硫化水素やアンモニアなどが
不快臭を生じ、同じく食中毒の原因となります。

昔は、子どもには熱を通したものしか食べさせませんでした。
にぎり寿司を幼児が口にするなどもっての外です。
多くの乳幼児が下痢症で命を落としていたからです。
最近は、冷蔵・冷凍技術が進歩し、食品の取り扱いの法的規制も厳しくなり、一人ひとりの食中毒に対する危機意識が薄れているような気がします。

同じ食事をしても、大人に比べて、子どもの方がしばしばより重症化します。
生肉は早めに調理し、十分加熱すること、
生水を飲まないようにするのはもちろんです。
腐敗していないかどうかなど、食の安全には自らの五感で我が身を、
我が子を守ることが大切です。
(2010.7)
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