たばこの煙は子どもへの虐待

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若い女性の喫煙者が増加するとともに、妊婦の喫煙者も急増しています。
未成年者の喫煙の健康被害もさることながら、
妊婦の喫煙は、胎児に深刻な影響を与えます。

妊娠中に喫煙していると、低体重児が生まれてくることは
良く知られています。
それは、たばこに含まれるニコチンが原因で子宮血管が収縮し、
胎児への血液供給が障害されるためです。
また、胎児脳への血流も少なくなり、神経細胞にも影響を与え、
脳は小さくなり、知能の発達も障害されます。

妊娠したら禁煙するという女性がいますが、
妊娠すると精神的に不安定になり禁煙はより難しくなりますので、
妊娠する前に止めることです。

胎児だけでなく、タバコの煙を乳児が吸うことは、
乳幼児突然死症候群のリスクファクター(危険因子)であることが
知られており、受動喫煙による知能発達障害や身体発育障害、
呼吸器への悪影響など、乳児への健康被害が明白になっています。
子どものいる場所での喫煙は、まさに「子どもへの虐待」そのものです。

少子高齢化社会にあって、
一人一人の子どもたちを大切に、健やかに育てるには、
身近な問題をまずクリアしていくことが大切です。
(2006.3)
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