子どもたちに、気持ちを表現できる場を

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東日本大震災は、地震の揺れだけでなく、
津波、放射能被害と未曾有の被害を与えています。
住む家を失い、遠く離れた東北地方から、
親戚を訪ねて関西に避難してこられる方も少なくないでしょう。
今度は、阪神・淡路大震災を経験した私たちが、
被災した子どもたちを受け入れる番です。

災害は、子どもの心にも大きな影響を与えます。
災害の正体が分からず、
また、自分で対処できる範囲が限られているために、
子どもは余計に不安になります。
怖い体験、親との別離・住居の損壊などの喪失体験、
避難生活・大気汚染などによる異常な生活体験は、強い苦痛となります。

子どもは、そんな不安な気持ちを遊びの中で表現したり、
絵に描いたり、話をしたりすることで整理し、
それが受け入れられることで異常な
体験を過去の記憶として処理していきます。

身体的な接触を十分に行い、
安心して表現できる場を多く与えてあげること。
そして、無理に表現させるのではなく、
表現しやすい状況を整えてあげることが大切です。
(2011.4)
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