新型インフルエンザから身を守る

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2009年に流行した新型インフルエンザ感染後の致死率は、
1918年出現のスペイン風邪(約2%)よりは低いものの、
1957年に約200万人が死亡したアジア風邪並みの約0.4%。
感染力は季節性インフルエンザよりも強いと、
米科学誌サイエンスに発表され、相当の警戒が必要となりました。

冬に流行する季節型インフルエンザでは、
年間に1万人以上が死亡し、その80%を高齢者が占めています。
乳幼児ではインフルエンザに関連していると考えられる
急性脳症が年間100例以上発生し、脳に障害を残しています。
しかし、季節型インフルエンザの致死率は0.1%未満です。

新型インフルエンザから身を守るために
いちばん大切なことは、自らが自らの健康に気をつけること。
それが大流行を防ぐのです。

日常の感染予防策は、新型インフルエンザも
季節性インフルエンザと全く変わりません。
まず、人混みを避けること。どうしても人混みを避けられない場合は、
咳やくしゃみなどからの感染を防ぐために
マスク(市販の使い捨て不織布マスク)を着用すること。
外出から帰宅したときには、手洗いとうがいをすることです。

新型インフルエンザへの国の対策は、時々刻々と変化しています。
絶えず新しい情報に耳を傾け、自分だけが手遅れになったり、
また過剰になりすぎないように気をつけたいものです。
(2009.9)
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