「プール熱」と「手足口病」

p8_pool_teasikuti2
「プール熱」とは、夏季になると、幼児・学童に好発する、
発熱と咽頭炎を伴う結膜炎で、アデノウイルス感染による疾患です。
プールでの直接的な接触や水を介して結膜から、
あるいは経口的に感染します。
その感染力は大変強く、学校保健法で第二種伝染病に指定されており、
主要症状が消退してから2日間は登校停止となっています。
学校や幼稚園では流行しますので、感染拡大の予防が必要です。
第一に心がけるべきことは、感染者との接触を避けること。
手洗い、手指の消毒、うがいの励行が大切です。

同じく、夏かぜとして「手足口病」があります。この原因として、
コクサキーウイルスやエンテロウイルスがよく知られています。
小さく赤いぶつぶつや水を含んだ発疹が、
水痘とは違って四肢末端や足底といった
機械的刺激を受ける場所に多く出現します。
合併症として無菌性髄膜炎になることもありますので要注意です。

どちらもウイルス疾患ですから、抗生物質は無効です。
一番の治療法は、静かに休んでいることです。
(2007.8)
ページ上部へ