「ノロウィルス」と「ロタウィルス」

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2004年11月からスタートした「小児救急医療電話相談#8000」には
連日多数の相談が寄せられています。

なかでも多いのは「下痢・嘔吐」に関するお電話です。
特に、老人施設でのノロウィルスの集団感染が報道されて以来、
一段とその数が増えました。
ノロウィルスによる感染はほとんどが経口感染で、
主な症状は吐き気、下痢、腹痛で、発熱は軽度です。
これらの症状が1~2日続いた後に治癒します。
免疫機能の著しく低下したお年寄りで重症化した例がありますが、
通常は後遺症がないとされています。

また冬季に流行する乳幼児の下痢症の原因として、
よく知られているのが「ロタウィルス感染症」です。
便が白くなるという特徴があります。
赤ちゃんは下痢を繰り返すと脱水になりやすいので、
十分な水分を与えるようにします。
無理に与えすぎると嘔吐・下痢を引き起こしますので、
繰り返す嘔吐・下痢には輸液を必要とし、
医療機関への受診をお勧めしています。

ちょっとしたアドバイスで、お母さん方の育児不安の解決に
役立てようというのが、「♯8000」のねらいです。
上手に活用していただければと思います。
(2005.1)
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