任意接種も積極的に

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乳児にとって極めてリスクの高い
インフルエンザ菌b型(ヒブ)や肺炎球菌による
細菌性髄膜炎を予防するためのワクチンは、
多くに国々において定期接種になっていますが、
日本では任意接種であるために、その接種率は低く、
未だに死亡する例が少なくありません。

あれだけ大流行する水痘やおたふくかぜも任意接種のままです。
日本の予防接種のスケジュールは、
諸外国の常識とは大いにかけ離れています。

国が“任意接種”に指定していると、
受けても受けなくてもよいと親は理解し、
たとえこれらの予防接種のある疾患
(VPD;Vaccine Preventable Diseases)に罹っても、
大事に至らないという誤解を与えています。
また、メディアは、実際にVPDに罹って死亡する例を取り上げませんが、
ワクチンによる副作用例は逐一報道しているために、
ワクチンの方がより危険であるという
誤解を与えてしまっているようです。

小児科医としては、任意接種でも
乳幼児は積極的に受けられることをお勧めします。
(2011.9)
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