我が国は、麻しん輸出国

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近年、日本は“麻しん輸出国”という誠に不名誉なレッテルを
欧米諸国から貼られています。
現在、海外で活躍することの多い10歳代後半〜30歳前半の年代の
ワクチンの接種率は60〜70%前後と低く、
成人麻しんの発生の大半を占めているのです。

0歳児の罹患率は10数%を超え、しかも重症例が少なくありません。
乳幼児の死亡は今なお毎年2桁を下りません。
その原因としては、母体自身が未接種者であったり、
接種していてもその子の抗体価の保有が12カ月持たずに
急激に降下してしまうものがかなり多いこと等が考えられています。
乳幼児対策としては、麻しん発病のピークが1歳児にあることから、
現行法下では1歳になったらできるだけ早期にワクチン接種を実施し、
しかも、その接種率を95%以上に上げることが大切です。

麻しんだけでなく、風しん、おたふくかぜ、水痘などの
成人の発病率の上昇があります。
母体の感染は胎児に重大な影響を及ぼします。

日本のワクチン接種体制の改善こそ、
第一に取り組まなければならない課題ですが,
当分の間は進んで予防接種をして、
「自らの身体は、自ら守る」という考えが大切です。
YES YOU CAN!です。
(2003.秋)
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