乳幼児の虫歯を防ぐには?

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最近20年間で乳歯の虫歯保有者率が半減したと言われます。
それは、新聞や雑誌、乳幼児健診で、虫歯予防には乳児期から
歯や口腔内を清潔にすることの大切さが
指導されるようになったからでしょう。

虫歯はミュータンス菌などの虫歯菌による感染症です。
歯の表面に付いた虫歯菌は、砂糖などが存在すると、
酸を産生して歯を溶かして虫歯をつくります。
大抵の大人は口腔内に虫歯菌をもっていますので、
赤ちゃんに口移しでものを与えるのはやめましょう。

食べ方の問題もあります。甘いものを食べると、
産生された酸で歯が溶ける「脱灰」が起こりますが、
その後分泌される唾液によって「再石灰化」が起こり、歯は修復されます。
しかし、ダラダラ食べやダラダラ飲みをしていると、
口腔内は絶えず酸性で、唾液による「再石灰化」が
起こらないことになります。
唾液の分泌は睡眠中には少ないので、
寝る前にイオン飲料などの甘い飲み物を与えるのはよくありません。
歯が生えそろい、3回食が確立すると、もう夜中の授乳は必要ありません。

就寝前の授乳後には、歯磨きが望ましいですが、
泣いて吐いてしまうような場合には麦茶などを少し飲ませ、
口腔内を清潔にするのも一つの方法です。
寝た子を起こしての歯磨きや、
泣く子を押さえつけての歯磨きはお勧めできません。
子どもが歯磨きに協力的になるまでゆっくりとトレーニングしましょう。
(2008.7)
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