「ダメ!」は子育ての禁句

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少年による凶悪な犯罪が大きな社会問題になっています。
その原因は、育った環境、とくに乳幼児期の体験が
影響しているのではないでしょうか。

日本の小児保健を発展させた先駆者、内藤寿七郎博士の
育児書『育児の原理』には「まだ言葉のわからない乳児でも、
“ダメ!”という禁止語には慌てて手を引っ込めますが、
これは単に恐ろしいから手を引っ込めているだけで、
“ダメ!”を繰り返していると、子どもの脳には恐怖心が刷り込まれ、
やがてその子が大きくなると、何事も力で解決しようとする」と
書かれています。

以前、皇太子さまが45歳のお誕生日を迎えられたときの記者会見で、
アメリカの教育者、ドロシー・ロー・ノルト氏の育児書
『子どもが育つ魔法の言葉』にある
「可愛がられ、抱きしめられた子どもは、
世界中の愛情を感じることをおぼえる」という詩を引用して
お話をされていました。
皇太子さまご自身がこの詩を引用されたことに、私はとても感激しました。

この書にも「“ダメよ”という前に“こうしなさいね”と
子どもに教えてください」と書かれています。

お母さん、「ダメ!」という前に、さあひと呼吸を。
(2005.4)
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