子どもは「笑顔」と「涙」で育つ

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幼稚園や保育園に入園して1カ月程過ぎると
「うちの子だけがみんなの動きについていけない」
「お友達の輪に入っていけない」「いじめにあっているのでは?」と
心配されるお母さんがいらっしゃいます。

同じ年齢のクラスでも体格の大きな子と小さい子、発達の早い子と遅い子、
積極的な子と消極的な子など、かなりの個人差があるものです。

子ども社会では、友達間での奪い合いのトラブルは日常茶飯事。
奪い取った子は満足感に浸り、奪われた子は泣きじゃくっています。

2歳児では、奪われて泣いている子の姿を見て、
奪い取った子が再び泣き出してしまう光景に出会うこともあります。
これは人間が生来、小さいもの、弱いものを愛おしむ心を
持っているからなのです。

乳幼児期のケンカでは、噛みついたり、引っ掻いたりして
相手を傷つけてしまうこともありますが、
できるだけ大人は手を出さないようにして、
子ども同士で解決できるようにサポートしてあげてほしいと思います。

保育現場では、親からの心配もあり、なかなか子どもたちを
おおらかに見守ることが難しいという保育士さんの意見もあります。

しかし、子どもは「笑顔」と「涙」で育つもの。
それが子どもの社会性を育てることをご両親にも理解してもらい、
納得していただく努力が必要なのではないでしょうか。
(2008.5)
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