振り上げた手をどうする?

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子どもへの虐待が日本中、至るところで、毎日のように繰り返されています。

子ども急病センターにも頭部を打撲し、様子がおかしいと言って
連れて来られるケースが増えているように思えます。

乳幼児への身体的虐待のうち、最も危険なのが頭部外傷で、
頭への出血は生命の危険がありますし、助かっても脳に障害を残します。
たった一度だけの「激しい揺さぶり」や「打ちつけ」が、
このような事態を招いてしまうのです。

愛おしい我が子でも、なかなか親の思い通りにはいかないものです。
思い通りにいかないと、親のストレスはエスカレートし、
思わず手を振り上げてしまうのです。

そんな時、振り上げた手を後ろからそっと掴んでくれる人がいると、
大事に至らずに済みます。

昔は、おじいちゃんやおばあちゃんが、隣のおばちゃんが
その役回りを担っていました。
おかげで子どもに手をかけなくても親の面目は保たれ、
一件落着と相成ったのです。

「子育て」も「国際政治」も私は一緒だと思います。
仲裁役がいてこそ、うまくいくのではないでしょうか。
(2010.9)
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